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【鏡面仕上げ】耐水ペーパーでの包丁の磨き方

こんにちは、椎名です!

 

今回は包丁を鏡面仕上げにしてみたのでその工程を紹介していきます。

 

 

・鏡面仕上げとは

金属の表面を鏡のように光沢を持たせるように磨く加工処理のことで、金属部品や車のボディに施されることが多い。

 

使われる道具は砥石・研磨剤・工具・耐水ペーパー‥

などガチでやろうとすればいろんな種類のものを揃える必要があります。

 

 

 

しかし僕は耐水ペーパーのみでやってみました。

耐水ペーパーだけならたいしてお金もかかりません、1000円以内でおさまります。

初心者なのでまずは安い道具で遊んでいきます。

 

耐水ペーパーにはそれぞれ番手があって#400は目が荒い、#1000は目が細かいというように数字が高くなるにつれて目が細かくなっていきます。

 

 使ったのは#600 #800 #1000 #2000 #4000 #6000です。 

 

 

 

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耐水ペーパーだけでもこれくらいキレイになります。(質の悪い鏡くらい)

自分の包丁がキレイになるとオシャレに思えますね!

 

 

 

やるまえ

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#600

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所要時間40分

 

#800

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所要時間40分

 

#600 #800は包丁の傷を全体に広げる段階なので磨き始める前より汚くなりますね。

でもこの傷を広げる工程が重要なので、一番時間をかけました。

#600 #800 だけで1時間以上費やしてます。

 

 

 

#1000

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所要時間15分

#1000あたりから磨いている面がキレイになってきます。

 

 

#2000

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所要時間10分

かなりキレイになってきました。

まだ少しルフィの顔がぼやけているので細かい番手で磨きます。

 

#4000

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所要時間10分

 

#6000 

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所要時間5分

ようやく完成です。

けっこう鮮明にルフィの顔が磨いた包丁の面に写るようになりました。

ここまでくると傷が慣らされてキレイになった面に耐水ペーパーがピッタリとくっついて磨きにくかったです。

 

 

 

個人的にはかなり楽しかったです。

磨くほどに包丁がキレイになっていくのが嬉しかったですし、やってる最中は集中してるので心は無になってます笑

 

 

初心者なりにやってみましたがやっぱりまだまだ改善するところは多いですね。

根元の方はうまく磨けてなかったので汚いですし、一回手を切りました。(みなさんは気をつけてください。)

 

#600より荒い番手で最初は磨いた方がもっと傷を均一にできたなと思います。

#6000より細かい番手を使えばもっと光沢がでてキレイな鏡面にできるとも思いました。

次にやるときは#320〜#10000で挑戦してみようかな。

 

興味を持たれた方は一度やってみてはいかがですか?

 

ではまた!